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トゥーリ・ウトリアイネン

2016.05.24

トゥーリ・ウトリアイネン

CATALYST

わたしにとってアートとサイエンスは、この世界を内へも外へも拡張してくれるものです。そのどちらもが、人間の深い好奇心と表現から生まれたものの一部。アートはあらゆるところから探索してきた新たな価値を定義してくれるし、サイエンスはその探索を可能にするツールを与えてくれます。
ですから、今後さらに未知の世界を拡張していくためには、この2つが交わるのは必須であるとも言えるでしょう。

PROFILE
トゥーリ・ウトリアイネン/Utriainen Tuuli
スイス・ジュネーヴにある世界最大の素粒子物理学の研究所・CERNにて、サイエンスと新たなコラボレーションを推進する「IdeaSquare」に所属。ヒューマンセントリックのグローバルな問題解決に取り組む大学やNGO機関と連携し、CERNのもつテクノロジーの知見を社会に広めている。現在進める実験のひとつである「Challenging Based Innovation」では、20人ほどの学際的な学生チームをつくり、自閉症の子どもたちの学習実験を助けるプログラムや、欧州における高齢層のためのモビリティ援助など、多様な取り組みに挑戦中。グローバルなアプローチとして、ノルウェーからオーストラリアまで国境を超えた様々な学生がプロジェクトに参加している。彼女のバックグラウンドである認知脳科学や記号論は、自身の研究対象であるとともに、こうした異分野間の理解促進やコラボレーションを実現させる上でも重要なファクターとなっている。

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ABOUT

「Bound Baw」は大阪芸術大学アートサイエンス学科がサポートするWebマガジンです。
世界中のアートサイエンスの情報をアーカイブしながら、アーティストや研究者の語るビジョンを伝え、未来の想像力を拡張していくことをテーマに2016年7月から運営を開始しました。ここから、未来を拡張していくための様々な問いや可能性を発掘していきます。
Bound Baw 編集部

VISION

「アートサイエンス」という学びの場。
それは、環境・社会ともに変動する時代において「未来」をかたちづくる、新たな思考の箱船です。アートとサイエンスで思考すること、テクノロジーのもたらす希望と課題、まだ名前のない新たなクリエーションの可能性をひも解くこと、次世代のクリエイターに向けて冒険的でクリエイティブな学びの旅へと誘います。

TOPICS

世界各国のアートサイエンスにまわる情報をを伝える「WORLD TOPICS」は、国内外の展覧会やフェスティバルのレポート、研究機関や都市プロジェクトなどを紹介します。「INTERVIEW」では、アーティストや科学者をはじめ、さまざまなジャンルのクリエイターへのインタビューや異分野の交わる対談を掲載。「LAB」では、大阪芸術大学アートサイエンス学科の取り組みを紹介しています。

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Editor in Chief
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Editorial Manager
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